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故郷函館に思いを込めたブログ。曖昧な記憶を元に書いてます。 (2004年7月開設)
by beatpops
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私 びーとぽっぷす
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やがて悲しき「紙ジャケット」
主にアナログ時代にリリースされた名盤を、デジタルリマスターに加えて当時のジャケットを精巧にミニチュア復刻して再発売したのが紙ジャケットCD、通称「紙ジャケ」だ。最近はSHM-CDなどの「高音質」を付加価値としたものもある。メインターゲットはアナログ世代、つまり我々以上の世代と思われる。

自分もやはり紙ジャケに惹かれるので、何枚か所有している。ルースターズ、ハーマンズ・ハーミッツ、キング・クリムゾン、ピンク・フロイド、そして最近は先月発売されたストーンズの「レット・イット・ブリード」と「ベガーズバンケット」を購入して聞きまくっている。CD購入は月1枚までと決めているので「大人買い」などはできないが、ストーンズはもっとコレクションしたい。ビートルズの英盤もいつか出るだろう。定額給付金を自分のものに使えるなら紙ジャケをまとめて買うかもしれない。

函館にいたころはまだアナログ盤が主流で、毎月の小遣いやらお年玉でレコードを集めていった。ラックに1枚1枚増えていくのがうれしかったし、それを意味無く並べ替えたりするのもまた楽しかった。ジャケットがデカイなんてその当時は思わなかった。楽曲はもちろんだが、ジャケットも大きく主張していた。そんなアナログ盤は函館を離れるまでに150枚くらいにはなっていた。

東京で生活するようになって、時代はCDに移行した。狭い住宅事情もあり、アナログで集める気も失せて(というかほとんど発売されなくなった)、当然のごとくプラケースのCDを購入するようになる。150枚のコレクションも再生できなのであれば部屋に置くことはできない。置くスペースも無い。なので実家にダンボールに入れて保管したままだ。

紙ジャケはなんとなくではあるがアナログ時代のあの感覚がよみがえる。10年後、ひとりの時にちっちゃなミニコンポの前でコレクションした紙ジャケを並べて思い出に浸る。悪くは無いがちょっぴり悲しい。

ターンテーブルの夢
やがて悲しき「紙ジャケット」_a0000054_12365198.jpg

レット・イット・ブリード(紙ジャケット仕様)

by beatpops | 2009-02-01 11:14 | 函館思い出の音楽 | Comments(0)
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